にきび

acne

にきびとは

ニキビは、皮脂の分泌が過剰になった結果、毛穴(皮脂の出口)が硬くなり、皮脂が詰まってしまうことで発生します。詰まった皮脂の中でアクネ菌が繁殖すると炎症を起こし、赤く腫れたり膿を持つ状態になります。炎症を繰り返していると、色素沈着やクレーター、ケロイド状などの傷跡として残るため、早めの治療が重要です。

こんなお悩みの方へ

  • 大人になってもニキビが治らない
  • 同じ場所に繰り返しニキビができる
  • ニキビ跡が残ってしまった
  • 市販の薬やスキンケアでは改善しない
  • 生理前になるとニキビがひどくなる

ニキビの原因

1.

思春期や月経前、ストレス、睡眠不足などによるホルモンバランスの乱れで、皮脂の分泌が増えます。

2.

皮膚のターンオーバーが乱れたり、乾燥や刺激を受けたりすると、毛穴の出口が硬く厚くなり、皮脂が外に出にくくなります。

3.

つまった毛穴の中でアクネ菌が増えると、炎症を起こして赤く腫れたり、膿をもったりします。

4.

腸内環境の乱れ、食生活の偏り、睡眠不足、ストレスなど、体の中の状態もニキビのできやすさに関わっていると考えられています。そのため当院では、今あるニキビの治療に加えて、体内環境を整えることを大切にしています。

5.

洗いすぎ、刺激の強い外用剤、毛穴詰まりのしやすい化粧品の使用は、肌のバリア機能を低下させ、ニキビを悪化させたり、治りにくくしたりします。

当院の治療方針

ニキビは、できてしまった部分を治療するだけでは原因を取り除いていないため繰り返すことが多いです。当院では、炎症を抑える治療と並行して、漢方やアルベックスの内服、生活習慣やスキンケアの指導で、根本治療を目指したい患者さんのための医療も提供しています。

また、ニキビ治療で使われる外用剤には、皮膚のターンオーバーを促す作用があります。海外のデータをもとにした治療は、日本人の肌には刺激が強く出ることがあり、その結果、皮膚炎を起こして治りにくくなっている方もいらっしゃいます。当院では、肌の状態に合わせて治療を調整し、皮膚炎を起こして難治性になった方にも、漢方を用いて改善を目指します。

トレチノイン(ビタミンA)を内服する自費治療も効果的ですが、催奇形性(妊娠した場合に赤ちゃんに先天異常がでること)や皮膚や粘膜の乾燥が強く出るなどの副作用、3ヶ月に1回の採血検査が必要など患者さんにとって負担となるものです。腸内環境の改善など、肌にとって本来の良好な環境を作ることを推奨しているため、当院ではトレチノイン内服治療は提供しておりません。

 

主な治療

【保険診療】・・・内服薬、外用薬
【自費診療】・・・ケミカルピーリング、メソナJ、アルベックス内服、スキンケア指導

当院で行う治療

内服薬【保険診療】

赤く膿んだようなニキビがある場合には、抗菌薬内服により早く炎症を落ち着けます。また、ニキビに効果のあるさまざまな漢方のうち、患者さんの症状や体質に応じた漢方を処方いたします。

外用薬【保険診療】

面皰治療薬(毛穴の詰まりを改善するもの)
ピーリング作用のある過酸化ベンゾオイル(ベピオ®️ゲル)や外用レチノイドであるアダパレン(ディフェリン®️ゲル)や、2つを配合したエピデュオ®️ゲルなどを用いて、毛穴の詰まりを改善します。ただし、敏感な肌の方が顔全体に塗ると、角質が剥がれて赤く乾燥したり、ピリピリ感や熱感などの副作用もあるため、ニキビ部分のみに塗る必要があります。

外用抗菌薬
炎症のある部分に、抗菌薬入りの塗り薬を塗ることで炎症改善を促進します。

ケミカルピーリング【自費診療】

毛穴の詰まりの原因となる角質を薬剤を用いて剥離することで、治療とともに予防にもつながります。当院では、日本人の肌でも安全に使用できるサリチル酸マクロゴールを使用します。

当院で受けられる施術:

エレクトロポレーション【自費診療】

当院のメソナJは、特殊な電気パルスで肌に微細な隙間を作り、塗っただけでは浸透しない大きな分子量の成分を真皮層まで届けます。ビタミンC誘導体やトラネキサム酸(炎症・赤み抑制)、ビタミンA誘導体(ターンオーバー促進・毛穴詰まり改善)などを導入するため、赤いニキビの改善から予防まで効果を期待できます。

当院で受けられる施術:

腸内環境改善【自費診療】

アルベックス内服
腸内環境悪化により増加した悪玉菌が作る腐敗有害物質により、皮膚の水分量が減少したり、角化異常が生じてニキビができやすくなることが報告されています。そのため腸内環境を整えて、便秘を改善することもとても大切な治療です。
アルベックスは、悪玉菌を抑えて善玉菌を活性化しながら、腸の免疫組織に働きかけて免疫バランスを整える作用があります。これにより、にきびの改善だけでなく、肌質自体の改善も期待できます。

スキンケア指導【自費診療】

毛穴の詰まりは、皮脂の増加と角質の貯留からくるため、普段のスキンケアを見直すことも重要なケアの一つと考えます。ニキビのケアに特化したクリニック専売のファンデーションやクレンジング、洗顔、基礎化粧品などを希望される方にはご案内も可能です。

ニキビ跡について

繰り返すニキビの炎症により、傷跡として残った状態です。膨らんで赤くケロイド状になったものや茶色っぽく色素沈着を起こしているもの、凹みとしてクレーター状になった傷跡などさまざまです。
治療は、炭酸ガスレーザーでクレーターの段差を削った後に肌育注射やリジェネラ(自身の線維芽細胞を移植する治療)などでコラーゲンの増生を促す方法や、ケロイド状のものに対しては、保険診療による治療を行います。

よくある質問

保険診療と自費診療の違いは何ですか?

保険診療でも一定の改善が期待できますが、繰り返す・跡が心配といった場合は自費診療での積極的なケアも選択肢になります。保険診療の薬だけでは改善しない難治性のニキビの場合には、体質改善などの治療が効果のある場合もあります。

ニキビを自分で潰してしまっても大丈夫ですか?

絶対にご自身で潰さないようお願いいたします。無理に潰すと手や器具から雑菌が入り、炎症が悪化する原因となります。また、肌の深部(真皮層)に傷がつくと、クレーター状の凹みや色素沈着(ニキビ跡)として一生残ってしまうリスクが高まります。気になっても触らず、早めの受診をおすすめいたします。

ニキビ予防のために、毎日の洗顔で気をつけるべきポイントは?

洗顔料をしっかり泡立て、手を直接肌に触れさせないよう泡のクッションで優しく洗いましょう。1日に何度も洗顔すると必要なうるおいまで奪われ、皮脂の過剰分泌を招きます。洗顔は朝・晩の1日2回にとどめ、洗顔後はすぐに十分な保湿を行ってください。年齢によって最適な洗顔料や保湿剤も異なります。詳しくはスキンカウンセリングにてご相談ください。

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