執筆者
院長 髙羅 愛弓
資格・所属学会
- 日本形成外科学会 形成外科専門医
- 日本美容外科学会(JSAPS)所属
- 日本アンチエイジング学会所属
- カスタマイズ研究会所属
こんなお悩みの方へ
睫毛内反症とは、まつげが眼球側を向いてしまい、角膜(黒目)を傷つけてしまう状態です。「目がゴロゴロする」「涙が出る」「光がまぶしい」といった症状は、放置すると視力低下を招く恐れがあります。
さかまつげは、大きく分けて「生まれつき」と「加齢」の2つのタイプがあります。
| 特徴 | 先天性(子どもに多い) | 退行性(成人に多い) |
|---|---|---|
| 主な原因 | 乳幼児期のまぶたの脂肪や皮膚の余り | 加齢によるまぶたの靭帯のゆるみ |
| 状態 | まぶたの縁が全体的に内側へ巻き込む | 下まぶたを支える力が弱まり、ひっくり返る |
| 自然治癒 | 成長とともに改善する場合がある | 自然に治ることはなく、進行しやすい |
※表は左右にスクロールして確認することができます。
睫毛の2mmほど下を切開し、睫毛の毛根が外向きになるよう土台となる瞼板(けんばん)に糸で固定します。過剰な皮膚を取り除き、必要であれば眼輪筋と皮膚の位置も調整します。
ゆるんでしまったまぶたの靭帯(外側眼瞼靭帯)を短縮して固定します。まぶたの土台となる瞼板がひっくりかえらないように緊張を回復させます。
まつ毛が目に刺さっている場合、保険診療適用にて手術を行います。
手術費用は、3割負担で2.5万円程です。
step01
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| 来院 | 予約時間の15分前にご来院ください。当日はご自身での運転(車・バイク・自転車)はお控えください。 |
|---|---|
| デザイン | 仰向けの状態で、マーキングを行います。 |
| 手術 | 局所麻酔を行い、片目30分程度(両目で約1時間)で終了します。 |
| 術後 | 少しお休みいただき、患部を冷やしてからご帰宅となります。 |
step04
局所麻酔の際にチクッとした痛みがありますが、極細の針を使用し、ゆっくりと薬液を入れることで痛みを最小限に抑えています。麻酔が効いた後は、手術中に痛みを感じることはほとんどありません。
デスクワークなどであれば、翌日から可能です。ただし、数日間は腫れや内出血が出やすいため、大切な予定(旅行や面接など)は術後2週間ほどは空けていただくのが理想的です。
抜糸(約1週間後)までは、激しい運動や長時間の入浴は控えてください。
はい。視機能に支障が出ている場合、基本的には健康保険の適用となります。
睫毛の生え際の目立ちにくい場所を切開します。術後しばらくは赤みがありますが、数ヶ月かけて徐々に白い線になり、ほとんど目立たなくなります。
加齢によるものは、周囲の組織がさらに弱まることで稀に再発する可能性がありますが、適切な術式(靭帯の補強)を選ぶことでリスクを最小限に抑えられます。