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院長紹介 髙羅 愛弓(たから あゆみ)
ご挨拶
病気を治すというよりは、人を笑顔にしたいという思いから、形成外科医を目指しました。
病気が治っても傷跡が気になる、ケガは治ったけれど見た目が変わってしまった。
そうした悩みを抱えたままでは、本当の意味で元気になれないこともあります。
だからこそ私は、傷をできるだけ小さく、きれいに治すことにこだわり続けてきました。
また、女性として、母として経験してきたからこそわかる悩みもあります。帝王切開の傷跡のつらさ、子どもを預けて自分のケアをする難しさ。
そうした「言いづらいこと」も、気軽にお話しいただける存在でありたいと思っています。
皮膚や見た目のことで気になることがあれば、どんな小さなことでもご相談ください。
形成外科や美容皮膚科を通して、心からの笑顔になれる、そんなクリニックを目指しています。

経歴
- 2010年
大阪市立大学医学部卒業 - 2010年
神戸市立医療センター中央市民病院 初期研修 - 2012年
岡山大学病院 形成再建外科 入局 - 2013年
大阪市立総合医療センター 形成外科・小児形成外科 シニアレジデント - 2015年
姫路赤十字病院 形成外科 - 2018年
北山武田病院 形成外科 - 2020年
医誠会病院 形成美容外科 医長 - 2022年
愛染橋病院 形成外科 立ち上げ - 2025年
ビオスクリニック開院 - 2026年
ビオス形成外科・美容皮膚科クリニック開院
資格・所属学会
- 日本形成外科学会 形成外科専門医
- 日本美容外科学会(JSAPS)所属
- 日本アンチエイジング学会所属
- カスタマイズ研究会所属
interview
ドクターズインタビュー
interview
BIOS CLINIC
院長髙羅 愛弓
形成外科専門医として
笑顔あふれる診療を
形成外科医を志したきっかけは?

私が形成外科医を志したきっかけは、祖父の存在です。祖父は上顎がんを患い、当時は再建技術がなかったため、顔の一部を失った状態で最期を迎えました。幼かった私は怖くて祖父に近づけなかった―その後悔が、ずっと心に残っていました。
この経験から、「見た目は人生の最期まで大切」ということを痛感しました。病気を治すだけでなく、患者様の心まで軽くしたい。傷跡が気になって気持ちが沈んでしまう方を、笑顔にしたい。そんな想いから、形成外科の道を選びました。
クリニック名“ビオス”に込めた想いは?

「ビオス(BIOS)」は、古代ギリシア語で「生命」を意味します。また、「ビ」は「美」、「IO」(イオ)は花言葉で「小さな幸せ」を意味するすみれ(菫)にも通じます。
美しさだけを追求するのではなく、ご来院いただいた方が少し幸せな気分になれる。そして、それが健康にもつながっていく。そんなクリニックでありたいという想いを込めています。
今回、移転オープンされた理由を教えてください

これまで病院勤務を続けながら、美容医療に特化したクリニックを週2日という形で行ってきました。
その中で、まぶたやきずあとなど形成外科ならではの治療において、より多くの選択肢を患者様に提供したいという想いが強くなりました。
最新の治療機器を導入し、手術から術後ケア、美容皮膚科治療までを一貫して行うためには、自分の理念を反映できる環境が必要だと感じ、今回の移転・開業を決断しました。
また、診療内容だけでなく、完全個室のキッズスペースを設けることで、患者さんだけでなくスタッフも含め、子育て中のすべての女性が安心して通える環境づくりを大切にしています。
傷を小さく、きれいに治すために
お一人おひとりに
合った治療を
形成外科専門医として大切にしていることは?

「傷をできるだけ小さく、きれいに治したい」―これは私がすべての診療において大切にしていることです。たとえ粉瘤ひとつであっても、できる限り小さな傷で終わらせてあげたい。その想いが強いです。
形成外科医は縫合技術が違います。縫い方ひとつで傷跡の仕上がりはまったく変わってきます。「傷を少しでもきれいに治したい」というのが、私の形成外科医としてのこだわりです。
まぶたの治療に力を入れていると伺いました

はい、眼瞼下垂をはじめとしたまぶたまわりの治療は、私の得意分野のひとつです。
眼瞼下垂の手術は、保険診療では「まぶたがしっかり開くようにすること」、つまり機能の改善が大きな目的になります。ただ、実際に患者様が一番不安に感じていらっしゃるのは、「不自然な目元にならないか」という点だと思います。せっかく手術を受けても、思っていた印象と違う仕上がりになってしまうのではないか、という心配はとても自然なことです。
不自然な仕上がりになってしまう原因は、単に技術の問題だけではありません。まぶたの厚みや皮膚の余り方、骨格や目の形をどこまで丁寧に評価できているか、そしてその方の顔全体とのバランスをどう考えるかが大きく影響します。一重で皮膚が厚い方の場合などは、どこの皮膚をどれだけ処理するかで、仕上がりは大きく変わります。画一的な方法では、自然な目元にはなりません。
だからこそ、私は、まず眼瞼下垂としての機能改善をきちんと達成することを前提に、そのうえで自然でその方らしい目元になることを大切にしています。眉下皮膚切除が適しているのか、挙筋前転術がよいのか、あるいは段階的に行うのか。初診ではしっかり時間をかけて診察・説明を行い、患者様ご自身が納得して選択できるように心がけています。
お子様を泣かせない小児形成
ママとしての経験を活かして
小児形成にも力を入れていらっしゃいますね

はい、これまで、長年小児形成外科に携わってきた経験を活かし、お子様のケガや先天性のアザなどにも対応しています。
お子様の治療で大切にしているのは、「泣かせない、怖がらせない」こと。お子様は何をされるかわからない恐怖から、治療を怖がってしまうことがあります。そこで私は、無理に処置を進めるのではなく、ある程度会話のできるお子様の場合は本人が「やる」と言うまで待つようにしています。たとえ少し時間がかかっても、お子様自身が納得してから処置を始めます。不思議なもので、自分で「やる」と決めたお子様は動かずにじっとしてくれることが多いです。
また、私自身も一児の母なので、お母様の気持ちもよくわかります。お子様がケガをした時のお母様の不安、「痕が残らないかな」という心配。そうした想いに寄り添いながら、丁寧に治療を行っています。
他には治療ではどんなことを?

お子様の治療では、外来で安全に対応できるものを中心に診療しています。
具体的には、血管腫(赤あざ)や母斑(茶あざや青あざ)などのレーザー治療が可能な疾患や、皮膚のできものの診断・治療です。
皮様嚢腫や脂腺母斑、石灰化上皮腫などは、良性のことが多く、「様子を見ましょう」と言われることも少なくありません。ただ、これらは治療のタイミングが重要な疾患です。当クリニックでは形成外科医の視点から丁寧に診察し、経過観察でよいものか、適切な時期に治療すべきかを見極めてお伝えしています。
一方で、小児の先天異常の中には全身麻酔が必要となる手術もあります。その場合は、無理に当院で抱え込むのではなく、適切な医療機関をご紹介し、お子様にとって最善の治療につながることを大切にしています。
細胞から整える“肌育”という考え方
「ムチ」ではなく
「アメ」を
美容医療ではどのような治療に力を入れていますか?

当クリニックでは、レーザーなどの熱治療だけに頼らない「肌育(肌質改善)」に力を入れています。
熱治療というのは、肌にダメージを与えて、その修復力を利用する治療です。例えるなら、疲れている細胞に休む間もなくムチを打ち続けているようなもの。一時的には効果が出ても、続けていると細胞が疲弊して機能しなくなってしまいます。
だから私は、「ムチではなくアメを」という考え方を大切にしています。肌細胞にエネルギーと栄養を届けて、内側から元気にしてあげる。それが本当の意味での根本治療だと考えています。
具体的にはどのような治療を行うのですか?

肌を工場に例えると、わかりやすいかもしれません。
工場を動かすには、まず電源を入れる必要がありますよね。これが「エネルギー供給」です。ミトコンドリアを活性化させる成分、例えばコエンザイムQ10やNMN、炭酸ペーストなどを使います。
次に、工場に「頑張れ」という指令を送る必要があります。これが「刺激・伝達」で、PRPやポリヌクレオチドなどを使います。
そして、工場で製品を作るには原材料が必要です。アミノ酸やヒアルロン酸といった「原材料」を届けることで、コラーゲンなどが作られます。
この3つがすべて揃って初めて、肌は元気に働けるようになるのです。熱治療は「指令」の部分だけ。だから、エネルギーと原材料も同時に補充してあげることが大切なのです。
患者様へのご提案で心がけていることは?

患者様の予算やライフスタイルに合わせて、無理のないプランをご提案することです。
私は患者様に、「『今』を維持していけば、10年後には10歳若いですよ」とお伝えしています。美容医療というと、すぐに劇的な変化を求める方もいらっしゃいます。でも、肌は急いで変えようとすると無理が出ます。今の状態を維持するだけでも、何もしない方と比べれば、10年後には大きな差になっています。
スキンケアだけでも十分という方には、効果の期待できる化粧品をおすすめします。無駄なことにお金を使わず、その方に必要なものだけをご提案する。それが当クリニックの姿勢です。
女性医師だからこそ、寄り添えること
忙しいお母様も、自分をあきらめないで
女性医師として心がけていることは?

女性特有のデリケートなお悩みは、男性医師にはなかなか相談しづらいものです。私自身、帝王切開を経験していますが、自分が経験して初めて、傷跡ってこんなに痛いんだと痛感しました。以前は、患者さんにはちゃんと術後の創部をよく洗ってくださいと指導していましたが、いざ自分のきずとなれば、しっかり洗うなんて怖いやん…と。それからは、患者さんへの指導が優しくなりました。幸い、産科の先生がお上手で、形成外科医として術後すぐからのケアを知っていたので、ほとんど見えないくらいのきずあとになっていますが、雨の日は今でも時々痛みます。
産婦人科では傷跡のフォローはほとんどなく、痛みやかゆみ、見た目の悩みなどどこへ相談しにいけばいいか分からない方も多くいらっしゃいます。当クリニックでは、妊娠線や帝王切開の傷跡治療にも力を入れています。「我慢しなくていいんですよ」ということを、同じ経験をした者として伝えていきたいと思っています。
お子様連れのお母様への配慮もされていますね

当クリニックには、完全個室のキッズスペースをご用意しています。よくあるオープン型ではなく、壁と扉で完全に区切られた独立した空間です。
忙しいお母様は、どうしても自分のことを後回しにしがちです。でも、お子様を安心して預けられる場所があれば、自分のための時間を持つことができます。「忙しいお母様も、自分をあきらめなくていい」―そんな医療を提供したいと思っています。
笑顔とハッピーを届けること
それが私の喜びです
最後に、ホームページをご覧の方へメッセージをお願いします

「形成外科ってどんなことをしているかよくわからない」とよく言われます。簡単に言うと、皮膚全般のお悩みで、見た目から日常生活に支障があるものは、すべて形成外科の範囲です。
「こんなことでクリニックに行っていいのかな?」と思うようなことでも、気軽にご相談ください。皮膚の病気でなくても、美容的な肌のお悩みだって、それは立派なお悩みです。
少しでも不安がなくなって、笑顔になってもらえたら、それが私の喜びです。「人を笑顔にすること」が私の医師としてのモットーですので、どうぞ気軽にお越しください。